Bikemate GPSを使ってみた。

今日の練習の茂木から高館山までの区間で、先日レビューしたiPhoneのアプリ”Bikemate GPS”を使ってログを取ってみました。

ステムへのマウントはしなかったので、ジャージの背中ポケットに入れて走行。
ですので、実際に走行しながらの画面の使いやすさ等はまた後日、適切な環境ができた時にすることにします。

今回は記録したデータをMacに出力するところで引っかかったので、その解決策を覚え書きも兼ねて記録しときます。

記録したデータは、先日もレビューした通り、”データ”画面からメールで送るという方法でしか出力できません。

画面は上のスクリーンショットの左から右へと遷移します。
今回送りたいのはルートのデータなので、”ルート・データの送信”を選択。(左)
するとメールの送り先とどのデータを選択するのか指定する画面になります(中央)
最後に、ルート走行中に撮影した写真がある場合、写真をルートデータと一緒に送信するかどうか決められます(右)
今回は1枚だけ撮影したので、一緒に送っちゃいます。
データ量の目安として、ルートデータは2時間分で約1MB、写真は1枚で約1MBとマニュアルには記載がありました。
実際のデータを見ると、今回は42分間のデータで242KB、写真はpng形式で1.2MBでした。
まぁ大体公称値程度でしょうか。

ただ、まとめて送るときはそこそこのデータ量になるので、受信するメールアドレスの容量制限がないかどうか確認しとく必要はあると思います。

で、この送信が出来ずに1時間以上悩みました・・・

何回やっても
“Failed to send email. Please try again”(メールが送れなかったぜ。もう1回やってみな)
か、
“Connection timed out. Please try again”(接続が切れたぜ。以下略)
と言われてしまい、 メール送れる気配さえなし。
送信用のSMTPサーバをアプリデフォルトか、自前のメールサーバを使うか選択できるようになってますが、どちらを使っても上記の残念な警告が出るばかり。

買ってすぐやったときは問題なく送れたんだけど・・・
何がおかしいんだろと思い悩むこと約1時間。ふと気づいた。

タイムアウトってことは、もっと速く通信できればいいってことだよね?
そういや今日は、バッテリーの持ちを良くするためにwifiとbluetoothを切って使ってました。
なので、試しにwifi接続をonにしてリトライ。

したらばシュッと送信完了。
あっさり解決しました。
3G回線じゃスピード不足ってことなんですかね。
原因はわかったんでスッキリはしましたが、wifi使わないと送信できないってのは仕様としていかがなもんか。
データがでかい写真はともかくとして、ルートデータは今回数百KB。この程度のデータも3Gでは送れないってのはちょっと面倒な仕様です・・・。

出力したGPXデータは、iPhoneで記録したデータとしては精度高くて使える感じなのでなかなか好ましいんですけどね〜。

少なくとも以前使ってたiTrailよりは実際のルートに沿ったログが取れています。
平地はもちろん、木が生い茂ってる高館山の山中でもほぼ正確といっていいレベルです。

懸念してたバッテリー消費も、電池食いのwifi&bluetoothオフの状態では15%程度で済みました。
この程度なら、念のために外部バッテリー持っていれば十分実用になりますね。
てか、wifiとかって本当にバッテリーに優しくないんですね。道理で電池持たない訳だわ。今までほぼ常にonにしてましたが、今後は使うときだけonにするようにします。

出力に関してはやや問題ありですが、アプリとしての出来はこの手のソフトでも出色の出来だと思います。
今手持ちのマウントがいくらなんでもショボイので、何かいいものを探して使い込んでみたいですね。
クルマのiPhoneホルダーに使ってるリヒター社で自転車用のものがあるみたいなので、それでも試してみようかと思案中。