今でもジャンジャン新機種が出てるネットブック。
もはや何がなんだかわからない状況になってますが、これにはちょっと唸らされました。
ASUSのEee PC 1008KR。カリム・ラシッドのデザインです。
天板・背面に独特のウェーブがかかったような意匠が施されてるそうです。
キーボードはMacbookっぽいチクレットキー。この辺までラシッドデザインなのかどうかは不明。
なかなかカッコ良い。
ネットブックを何台も持ってても仕方ないので買うつもりは(とりあえず)ありませんが、現物見たら危ないかもしんない。
数年前、auが”au design project”と銘打って”著名なプロダクトデザイナーのデザイン”という付加価値を売りにして製品展開していた時期がありました。当時はadpの端末がイメージリーダーとなって、”au=オシャレ”というパブリックイメージができていたように思います。わたくしもミーハー心をくすぐられ、PENCKとneonはまんまと発売日に買いました。
デザインで差を付けるって戦略は、ある程度技術面での差別化が出尽くした証左だと思うんですが、PCの世界ではデザイン重視のモデルこそありましたが、adpのようなデザイナー名を全面に出した展開をしたことは今までなかったと思います。
しばらく前にhpがファッションデザイナーのヴィヴィアン・タムのテクスチャを天板に採用したモデルとか、もっと前にフィリップ・スタルクデザインのマウスなんてのは記憶にありますが、著名なプロダクトデザイナーがPC本体に対しての全面的なデザインを手掛けたのは多分今回が初めてなんじゃないでしょうか。
この方向性で続々有名プロダクトデザイナーがPCのデザインを手掛ける・・・なんて流れができたら楽しいことになりそうです。