メカニカル・ドーピング

ここ半年ほどずっと探していたパーツが見つかりまして、先日入手に成功したのですが、他のパーツが必要になってしまい取り付けられぬまま数週間。
昨日やっと交換することができました。

ブツはこちら。

初の海外オークションからの調達。セカイモン経由でebayで落としました。
中古ではありますが、至って美品。時間はかかりましたが、手続きもセカイモン任せで済むのでヤフオクよかむしろ楽なぐらいでした。セカイモンに払う手数料が発生しますが、面倒事を引き受けてくれること、アメリカ国内のみ発送可(今回落札した商品もそう)の商品も落札できることを考えるとむしろ安いぐらいかなと思いました。

さて、何を買ったかといいますと。

変に馴染んでてわかりにくいですが、フォークが変わりました。
Alpha-QというブランドのGS-10というフルカーボンフォーク。

純正のカーボンフォークは去年クルマにオカマ掘った際にクラックが入ってしまい廃棄処分の憂き目に。
その後、とりあえずカーボンフォークの一番安く手に入るやつということで、OnebyEsuの同じくカーボンフォークに交換したのですが、これがかなりイケてませんでした。
どっちかというとツーリング用途のフェンダー用ダボ穴などが付いているモデルで、走っていると剛性感がどうにも足りない感じで、下りもフォークが撓んでいるのが鈍感な自分でも分かるほど。
これはやっちまったと思い、これに代わるフォークを探していたのですが、私のメルクスは10年落ちの古いモデルで、ヘッドがノーマルサイズ(1inch)の今となっては希少な規格でございまして、昔ながらのクロモリフォークなどは豊富にあるのですが、カーボンフォークとなると殆ど選択肢がありません。
現行品でノーマルサイズのカーボンフォークをラインナップしているのはEastonとこのAlpha-Qぐらい。あとは中古でTime辺りか。
この辺に絞って探していたのですが、やはりというか何というか、モノがほとんどございません。
TimeのAvant Stiff+が年末に出ていて臨戦態勢でしたが、下玉押しがモールドされているらしく適合しないことがわかり敢え無く見送り。
こりゃ国内じゃ見つからんなと思い、ebayでも網張っていたのですが、1月末にebayにて今回の品が出品されていたのを発見。
幸いにもそれほど競ることもなく、かなり安価に落札することができました。

で、2週間ほどで到着し、いざ交換…と思ったのですが、下玉押しがどうにも外れない。
ebayで落札した品をショップに持ち込むのも気が引けるので、カンパのヘッドセットを探しましたが、これまた今時1インチのアヘッドセットなんてのは国内在庫がないようで、数軒在庫確認するも見つからず。
こういう時はWiggle様頼み。見事にレコードのヘッドセットが在庫していたので、そちらを購入。
現在のヘッドセットはコーラスなので1ランクアップ。てか、もう1インチの現行品はレコードしかないみたいですね。

で、それが先日到着したので、やっとこさ交換作業に取りかかれた次第です。
まずは下玉押しの挿入。
ショップに頼まないとムリかなと思ってたんですが、ネットで調べてみると、塩ビパイプで挿入できるとのこと。
早速ホムセンにてパイプ購入。1インチなので内径2.5cmのもので良かろうと思い1m分購入。
持って帰って早速突っ込んで…ビミョーに突っ込めない。1インチ=2.54cmでした(汗)思いのほか塩ビパイプ、高精度です。
仕方ないので3cm径のものを追加購入。フォークにあてがいプラハンで叩くこと数回であっさり挿入に成功。
ワンはコーラスとレコードで殆ど差がなかったので、交換もめんどくさいということもあり、とりあえずそのまま交換しちゃいました。
アンカープラグのみプレートがカーボン製のレコードに交換して作業終了。


初のストレートフォーク。カッコ良いです。

ちなみに、重量はカタログスペックで485g→340g(コラム長300mm時)で、約150gの軽量化ってところでしょうか。

作業終了がもう夕方だったので、近所を軽く試走しただけですが、剛性感は大幅にアップした印象。
今度の週末にマジ踏みするのが楽しみです。