2010.03.28 雪中行軍(後編)

前編はこちら

路面に積もる雪に悩まされながらも粕尾峠に到着した我々。
ひとしきり記念撮影と補給をした後、古峯ヶ原方面に出発。この先が一段とキツい坂。
師匠はドルチェと仰ってましたが、これは確実にセコンドピアット級のパンチ力です。
Edge500のおかげで斜度が判っちゃうのが逆に恨めしい…

なんとか極端にペース落ちることなくピークまで到着。ここが本日の最高標高1293m。
霧で先が見えません。

上を見上げても白一色。

こんなん一人で下ったら危険!
程なく師匠が到着したので、ペースコントロールして貰いながらそろそろと下ります。しばらくダウンヒルが続いて前日光牧場への分岐点に。
おかしい絵ヅラの写真が撮れました。

シクロクロスかっ。

ここから先、ちょっとだけ登りがありましたが後はひたすら下り。
当然っちゃ当然なんですが、登っただけ下らなきゃいけないんですねぇ。
今年の冬オレの指先を守ってくれたdhbの安グローブですが、ここのダウンヒルの前では完全に役不足。
出来る限りスピード殺して下ってるにも関わらず、痛いの通り越して指先の感覚ゼロです。
師匠のアドバイスで、何度も休憩して握力を回復しつつのダウンヒル。
下ハンドル持った方がハンドル握りこむ分指先が隠れて多少寒さが和らぐ気がしたので、見た目だけはえらくレーシーなポジションで下り、なんとか古峯神社まで到着。

神社前の土産物屋で暖を取り、ふたたびのダウンヒル。
ホット紅茶である程度復活したかと思いましたが、下り始めて数秒で台無しw
道幅広くてスピードが乗るだけに、さっきよか更に寒い!リアルに歯がガチガチ言わせながら下ってました。
斜度が緩んでペダルを回せるようになった時の嬉しさったらありませんでした。

下り切った後は北にルートを取り小来川方面に向かいました。
久々の登り坂。ペダル回せて身体も温まるし、下るよりは全然楽しいですが、いよいよもって思考回路がドMになってきた気が…
緩めの下り坂で小来川まで下って文挾方面へ。この辺はローディがたくさんいらっしゃいました。師匠曰く宇都宮の自転車乗りの定番コースだそうですが、それも納得の走りやすさ。いいコースです。

文挾からは知らない道を走っていつの間にか宇都宮市街に。
なんやかんやで走行距離は111km、獲得標高は1596mの自己新。
初の集団走行も体験出来たし、色々と初めてづくしの練習となりました。
師匠には感謝することしきりです。
もう少し暖かくなったら、今回とは逆のコースでも走ってみたいですね。

今回の走行でなんとか月間ノルマもクリア。
来月はより暖かくなるだろうし、もっと距離を伸ばして行きたいものです。