自転車王国オランダ、昨年の売上高は1200億円超

ロイターよりびっくりした記事。

景気後退の状況下においても、自転車王国として知られるオランダでは、昨年1年間の自転車売上高が10億ユーロ(約1270億円)近くに上ったことが明らかになった。

wikipediaで調べてみたところ、オランダの人口は日本の10分の1程度。
で、経産省に参考資料があったので調べてみると、日本の2008年度の販売は約535億円だったそうです。
1/10の人口の国で2倍以上の規模で売れてるって・・・

自転車業界団体のRAI Verenigingは25日、昨年同国で売れた自転車は約130万台で、1台当たりの平均価格は713ユーロだったと発表した。
その結果、昨年の自転車販売による総収益は前年比4%増の9億5000万ユーロ、1台当たりの価格も同3.5%増となった。

しかも単価も高いと。
713ユーロっていうと日本円で9万ちょいぐらいですか。これが平均値ですもんね。
しかも販売も延びてると。
日本はどんどん減ってるそうです・・・
ネット見ててこんなページを発見しましたが、なんだか切なくなるデータがいっぱいでした。ある意味必見です。

国土が平たんで人口密度の高いオランダでは、自転車は主要な交通手段のひとつとなっており、全国で総距離1万8000キロの自転車専用道路が設けられている。

とどめにコレです。完全に自転車が生活に根付いてるんですねぇ。
オランダに限らず、愛車メルクスの生まれ故郷ベルギーを含めたベネルクス3国は有名レーサーを大量に輩出してますが、さもありなんと思わされます。
つくづく羨ましい環境ですねぇ。