2010.11.21 那須岳朝練

昨日は大学同期の結婚式でエピナール那須に行ってきました。
唯一の余興を任された我々はこれ以上ないほどにスベり、二次会の出席も丁重に辞退。
私はホテルにクルマを置いて下山、大田原市内の同期宅でしこたま飲み、いつの間にか眠っておりました。

で、今日は5時過ぎに起床。
クルマを取りに行くべく、前日に友人宅に降ろしておいたロードでエピナールに向かいます。
この週末のメインイベントはここから。「那須岳に登るついでにクルマ取りに行く」です。

爆睡してる友人を起こさぬよう注意しながら支度していざ出発。
まずは友人宅近くの美原公園前にてパチリ。

大田原から那須塩原あたりの市街地は路側帯が広くて自転車でも走りやすいです。良い環境ですねぇ。
国道4号を越えて、医療福祉大附属病院の横を抜け、その先にあるセブンにピットイン。食料を買い込んで再スタート。

久々に日の出の瞬間を目撃しました。

那須塩原駅から伸びる県道53号に入ります。
やんごとなき方々が通るために整備したというもっぱらの噂ですが、たしかに道がやたら広い!

快適に回して那須ガーデンアウトレットまで到着。

さらに走ると木綿畑交差点。ここで板室温泉方面に行くか、広谷地まで行って那須街道を登っていくかの二択。
ちょっと悩みましたが、板室はしんどいかなぁと思い今回はスルー。
途中戸田調整池に朝飯休憩でピットイン。もうすっかり日が昇ってます。今日もいい天気になりそう。

広谷地を左折すると、いよいよ本格的な登り区間に入ります。
ここから那須岳のロードで行ける最高点、峠の茶屋までが約15km・獲得標高1000m。
数字上は霧降と同じぐらいのハードさ。相手にとって不足なし!

ということでえっちらおっちら登りはじめましたが、最初の一軒茶屋までの区間が意外としんどかったです。
斜度は大したことないので舐めてましたが、直線的に登っていくので精神的に結構くるものがあります。
思ったより距離がなかったのでなんとか凌げました。

一軒茶屋を過ぎると、徐々に山らしい道になってきます。
温泉神社手前で斜度10%超えの区間がありますが、そこを凌げば一息つけます。

まだ時間は早いですが、神社・殺生石どちらもそこそこの人出。

ここから先がメインディッシュ。霧降と似たような雰囲気で徐々に高度を上げていきます。
斜度は時々10%を越えますが、平均では8%程度。マイペースで登っていきますが、ケイデンスが全然上がらず。(区間平均56rpm)ローギアを軽い28Tにしてなかったのが悔やまれます…。

途中、「恋人の聖地」というふざけた名前の展望台が。
カップルばっかだったらスルーだな、と思いましたが時間のせいもあり先客ゼロ。
恋人はおりませんが堂々入場し記念撮影。

写真だと靄がかかってますが、実際にはかなり遠くまで見通せました。見事なパノラマ。
こりゃ夜に来たらロマンティックでしょうなぁ。前言撤回。聖地認定。

この辺まで来ると、那須岳がかなり近くに。

大丸温泉を過ぎると残り◯kmの看板が出てきて煽ってくれます。

ロープウェイ乗り場に到着。あと少しです。

ここからだと山の角度が急すぎて山頂が見えません…。

最終区間はドルチェ感覚の緩い坂に。
ゴールスプリントと行きたいところですが、数km前から腰を伸ばすと痛みが走りダンシングが使えず。
地味にシッティングで回してGPMの峠の茶屋に到着!

霧降のGPMより20mほど高いんですね。最高地点記録更新です。

途中途中でしんどいところはありましたが、写真撮りで休みつつのマイペース登坂だったので意外と楽に登れました。
紅葉の季節だったらもっと楽しそうです。来年も来ようと思います。

下りが急でかなり怖かったです。ずっとブレーキ握りっぱなしで握力の限界に達し、殺生石にピットイン。

一軒茶屋から先は斜度も緩いので快適な下りでした。ほどなくエピナールに到着して本日の行程終了。
獲得標高は1300m超。ひとりでこれだけ登ったのは初めてですが、今回はあまり辛さは感じませんでした。
那須の澄んだ空気と綺麗な景色のおかげでしょうか。

友人宅に戻ったら、友人はまだ爆睡中。
叩き起こして、ラーメン食いに出掛けました。