第1回まえばし赤城山ヒルクライム

今日はついに赤城山ヒルクライム本番。
前日はある程度早めに休むつもりでしたが、仕事やら何やらでバタバタして結局寝たのは12時前。
で、2時過ぎには起きちゃいましたが、二度寝は危険なのでそのまま準備。
3時には今回一緒に参戦する師匠に迎えに来ていただいて一路前橋へ。

駐車場に設定されているグリーンドーム前橋の開場は5時でしたが、かなり巻きで市内に入れたので、吉牛にて腹ごしらえ。
久々の牛丼、なかなか美味でございました。
駐車を済ませて、準備も滞りなく完了。
メイン会場までの数キロの道のりを自走にて移動。今回結構スケジュールがタイトなので、この会場までの移動が唯一のアップ。

あまりペースは上げられませんでしたが、とりあえず身体を動かせたのでオッケーです。
沿道の交差点という交差点には警備の方がいらっしゃって、安全に移動できるよう配慮されていることが伺えました。

今回私と師匠は当日受付を選択したので、会場にて検車および受付をしなければいけません。
ここにかなり時間を取られると予想していましたが、思いの外スムーズでした。
ただ、検車で私のメルクスのヘッドにガタありと判定され敢えなく不合格に。調整してなんとか見逃してもらいましたが、予想以上にきっちりチェックしていたので驚きました。

受付も無事完了して軽量化を済ませていざスタートの列へ。
スタートは一般参加者は何グループかに別れて5分間隔でのスタートということでした。私たちは4番目のグループに。
とりあえず場所取りをしたところで、見覚えのある姿が。
エビコーのE沼さんとY田さんでした。2000人以上の参加者がいるので見つけるのは難しいだろうなーと思っていましたが、、まさかこんなにあっさり見つかるとは!合流して同じグループでのスタートとなりました。

E沼さん、やる気満々!

スタート前の定例行事が済んで、最初にスタートするのはエキスパートクラス。
今回もVAXの長沼選手が来ていました。

その後もぞろぞろと移動し、20分後に私たちのグループがスタート。

私と師匠はグループ最後尾付近からのスタートでしたが、計測開始はもう少し先なので慌てる必要はなし。
会場を出て緩やかな登りが始まったあたりからぼちぼちに回し始めました。

そして、最初の信号を過ぎたところから計測開始となり、本格的なヒルクライムのスタート。
今回は心拍90〜95%、ケイデンス80を維持するのが目標。
現状の出力だと、両方を達成できれば75分前後のタイムが出る筈。

のっけから師匠がグイグイと前に出て行きます。なんとか遅れないように追随。
序盤のペースセットをしてもらい助かりました。

2000人以上が同時に走るということでさぞかし抜きにくかろうと想像していましたが、さにあらず。
コースは完全閉鎖されているので対向車線も走り放題!(上の方は規制掛かってましたが)
道幅もたっぷりあるので、好きなように抜いていけました。

序盤は斜度も緩いので、かなりハイペースで飛ばします。あまり序盤で脚使い過ぎないようにと思っていたのですが、心拍は安定しているので、このままのペースで行った方が良いと判断。速そうな人の後ろに付きながら割と快適に登っていきました。

びっくりしたのが、沿道で応援してくれる人の多さ!初回のイベントにもかかわらずこれだけの人出があるのは凄いですね。

まだ半分も来てないのに「あと少し!」などど小粋なハッパをかけてくれる人もいて和みました。

約半分が過ぎた9km地点、一寸下りが入ってからの登り返し辺りから斜度が上がり出してペースダウン。
ここからは軽めのギアに切り替えて回転重視で登って行くことに。この辺からは抜く数だけでなく、抜かれる数も徐々に増えてきました。付いて行ければタイムは稼げそうではありますが、無理し過ぎてペースを崩しては本末転倒なのでグッと我慢。
基本的に斜度が厳しい場所では心拍を抑えめにして体力温存し、緩くなったところでペース上げるの繰り返しでこの区間をやり過ごしました。
途中で、この大会の元ネタになる小説を書かれた高千穂遙さんをパス。せっかくの機会なので二言三言お話させてもらいました。来てるって知ってればサインしてもらえば良かったなぁ。

15km地点辺りからつづら折れの区間に。今までの直登に近い登りに比べると気分的に幾分ラクです。
この辺りまで来ても単独走になる場面は皆無で先行車がたくさんいるので、追い抜きながらリズムを取れるのが良かったです。

そして、沿道スタッフの方の残りコーナー8つ!という掛け声を聞いてペースアップ。
近くにいた数人と小競り合いしつつ、最終コーナー手前で抜け出してラストスパート。
心拍101%という表示にビビりつつ、なんとか最後まで踏み切ってゴール。

公式タイムは1’12’28″でした。
目標の75分よりはかなり良いタイムが出たのでまずは満足!
心拍はAv93%で予定通り。ケイデンスはAv77rpmで目標未達でした。中盤でちょっとヘタレてケイデンスが落ちたので、あれがなければタイム/ケイデンスともにもう少し上げられたかも。


ゴール後は一旦大沼まで下って手荷物を受け取り、軽く補給。
頂上近辺は霧雨模様。

寒いので早く下ってしまいたいところですが、ゴール地点でペースセッター役を仰せつかってしまい、すぐには下山できず。
今回は10分間隔で集団下山ということで、その隊列のしんがりに付いて下りました。
先日の日光と同じく30km/h制限とのことでしたが、割と規制が緩かったのか?つづら折れ区間以外は結構良いペースで逆にびっくり。それでも登りと同じぐらいの時間がかかりましたが。
山を下るにつれて気温はぐんぐん上昇。メイン会場は完全に夏の陽気でした。頂上とはまさに天と地の差。
メイン会場で完走証と記念品を受け取って帰りました。

再び市街地を抜けてグリーンドームに戻り、汗を流すべく駅近くの温泉へ。
場所が場所なので天然ってことはないだろと思ってましたが、まさかの源泉掛け流し。
なかなか良いお湯でした。長風呂が苦手なのであっという間に出ちゃいましたが(笑)

帰りは師匠オススメのイタリアンを満喫してから帰宅。
一日お付き合いいただいた師匠、ありがとうございました!

今回は始めてのヒルクライムイベントでどうなることかと思いましたが、意外とリラックスして走れて良かったです。
他のイベントを知らないので比較はできませんが、初開催ながら良くオーガナイズされていたと思います。
関係者各位には心より御礼申し上げます。

今回のようなイベント、栃木でもできたらいいですね〜。