Garmin Fit(iPhone App) & ANT+ adapter

Garminと言えば、自転車乗りには言わずと知れたEdgeシリーズの他、ランニング用のForerunnerシリーズ、アウトドア派用のOregon/Colorado、果ては自動車用のPND、nuviシリーズなど、GPS機器においては並ぶ者のない大手ブランドです。

そんなGarminからしばらく前にリリースされたiPhone用App、Garmin Fit。
同時に発表されたANT+ adapter ドングルを装着することでANT+規格のセンサーの信号を受信し、iPhoneのGPS機能と合わせてサイコン/ランコン化できるというAppです。

ちなみに私、本来バイク用のEdge500をランの際にも使っておりまして。
こんな塩梅。edge外すと…
こんな感じで、Edgeのステムに付けるアタッチメントをリストバンドに縫い付けてあります。
適当に作った割には結構使えるんですが、Forerunnerなどと比べるとさすがに邪魔くさい。また、Edgeの機能的な問題で、バイクとプロファイルを切り替えなければなりませんし、ランでは一般的なkm/minのスピード表示ができなかったり、ピッチを測定できるFoot Podにも未対応だったりと、本格的にランで使うには少々厳しいのも事実。

じゃあForerunner買えばいいじゃんとも思いますが、Forerunnerシリーズ、意外と高いんですよね。Edge500よりも高い。使用頻度もそれほど高い訳ではないので、そこに回す資金があるならバイクのグレードアップに使いたいのが正直なところ。

そんなところにGarminFitのリリース。
Edgeを買う前、iPhoneのロギングAppは色々と使っていましたが、バッテリー消費が激しい(ロギング頻度にもよりますが、2時間保てばいい方)ので、バイクだと大抵途中でバッテリー切れになってしまい、実用には厳しいというのが結論でした。それでEdge買った訳ですが。
しかしながら、ランならばそれほど長時間走らない(走れない)のでバッテリーの問題はさほどデメリットにはなりません。現行機種の4Sなんかはかなりバッテリーの持ちも良くなってるみたいですしね。
しかも、ANT+が使えるとなれば、実質Edge相当の機能を持っているに等しい。本体に通信機能がある分、Edge800以上の使い勝手も期待できなくもありません。

これは買うしかあるまい!と興奮して、発売当日にANT+adapterを海外のショップにオーダーし、あっという間に届いたものの、肝心のGarmin Fitが日本のiTunes Storeでリリースされる気配なし。何か国内で流通するのに問題があるんでしょうか。

当然、海外のiTunes Storeでは普通に流通しているのですが、普段使っているアカウントは日本のStore専用で海外のStoreのコンテンツは購入できないのです。

それなら、Garmin Fit以外のAppでANT+Adapterを使えないか。
同様の機能を持つアダプタがWahoo Fitnessからリリースされており、それに対応したAppは多数リリースされているので、一通りダウンロードして試用したものの、そのどれもが現状ではGarmin ANT+Adapterには非対応。発売されて日が浅いから? APIがオープンではない?理由は判然としませんが、起動できるAppのないANT+Adapterは日の目を見ることなく部屋の片隅で埃を被る羽目に…。
Foot Podも買ったのにがっかりです。

そんなある日、ネットを徘徊していたところ、上記US版Storeの新規アカウント作成における制約をゴニョゴニョして回避する方法が判明。無事にUSアカウントの開設に成功し、晴れてGarmin Fitも我がiPhoneにインストール完了しました!

早速ANT+Adapterを装着して起動。横に置いてあるのがFoot Pod。シューズに取り付けて使用します。
無事に心拍計も認識されました。
 近日中にランで使ってみてレポートします。