先日Chain Reaction Cyclesから届いたMavic SSC ブレーキキャリパー。
なんとか仕事を片付けていざ取り付け開始です。
基本的にカンパ用のパーツとのことで、アーチ側にはリリース機構のないシンプルなデザイン。
形状はカンパのDスケルトンタイプと似てるっちゃ似てます。
アウターの受け位置は今付けてるミラージュのキャリパーとほとんど変わらないので、ポン付けでいけそうな雰囲気です。
ということで、早速取り付け開始。
前後を確認せずにリアにフロント用を付けてボルトが余るという初心者らしいうっかりミスが炸裂しましたが、特にノートラブルで取り付け完了。
パッド位置の微調整もしやすいです。トーイン調整も可。
次の日、早速テストに行きました。
テスト会場はいつもの根本山&高館山。
昨年の古賀志での落車以来、下り坂では極力スピード殺してゆっくりと降りてましたが、今日はちょっと踏んで40km/hオーバーまでスピード乗せた状態からグッと引いてみます。
おおお!ガツンと効きますよ。
物凄い効きです!
ミラージュのブレーキは、全力でレバーを引いてもリムを挟む力に変換されてないような、不安なフィーリングが付き纏ってました。クルマで言ったらフェードしちゃってるような感じです。
しかしながら、SSCブレーキは引いたら引いた分だけキッチりと減速してくれる上に、引き切ってからの握力の微妙な増減にストッピングパワーがリニアに追従する様が絶品です!
以前どっかで『シトロエンのブレーキのような感覚』って記述を見た記憶がありますが、まさに言い得て妙。
さらに、前述のバネのおかげだと思いますが、引きも戻りもすごく軽い。下ハンでレバー引いた状態でも全く辛くないです。
先週同じことをしてあっさり握力が限界に達しましたが、コレなら全然大丈夫。
ロードになってから下りは正直楽しいと思えなかったんですが、このブレーキに変えただけで印象が180°変わりました。
ブレーキを信頼できるかできないかで、こんなに気持ちに差が出るとは思わんかったです。
さすが絶賛されるだけのことはあります。
いい買い物をしました。
これでブレーキレバーがもっと剛性高い上級クラスのグループセットにしたらまた感覚が変わるんだろうなぁ・・・今のミラージュのエンプラ製のレバーは強く引くとかなり撓む感触があるので。
また欲しいモノリストが増えそうですw
でも、もう1セットぐらいこのキャリパー買っといた方がいい気もするし。
真剣に検討中です。