2uettottanta

先日ジュネーブ・ショーが開幕しました。
毎回、ヨーロッパのカロッツェリアによるコンセプトカーを楽しみにしてるんですが、今年は琴線に触れまくる1台を発見しました。

名門ピニンファリーナの手による”2uettotanta”。
どう読むんじゃと思いましたが、ロゴを見て納得。

2とデュエットをかけてんですね。
アルファでデュエットと言えば当然アルファ・スパイダー・デュエット。ジュリアのコンポーネントを流用した流麗なオープンです。初期型の通称”ボートテール”は美しさがハンパなく、いずれ欲しい車の一台です。

そのデュエットをデザインモチーフにしたコンセプトカーです。
サイドの抉れ、ショルダーライン、ボンネットのオープニングラインやウインドウの付き方など、ボディの上側は明らかにデュエットに見える一方、下半分はガシッと現代車の雰囲気。リアエントがコーダトロンカ風なのが唯一気に食わないですが(空力考えたら仕方ないけど)、これは素直にカッコいい。

ボディサイズもほどほどで(the 2uettottanta is 1797 mm wide, 4212.6 mm long, 1280 mm high and has a wheelbase of 2500 mm. )軽快に走れそう。
これ市販化されないですかねぇ。ねぇアルファさん。
個人的には現行のブレラ顔のスパイダーよか全然ステキだと思います。