2011.08.28 ツールド日光

今日は日光市にて開催された「ツールド日光」のガイドライダーとして山岳コースの伴走に参加してきました。
イベント自体は大過なく無事にイベントを終えることができほっとひと安心。

ガイドライダーはメイン会場の霧降アイスアリーナに5時集合。ということで自走は早々に断念して前日のうちにバイクはトランポに積み込み完了。その他の準備もビシッと搭載して準備万端。
今回はオフィシャルな立場で走ることになるので、ヘタレたりする訳にもいきませんので早めに就寝しました。
朝は2時半に起床。朝飯にパスタビアンコをガッツリと食べて3時半に出発しました。
天気は薄曇り。ちょっと心配です。

真岡〜日光の最短ルートは日光道を使ったルートになりますが、もしかしたら誰か自走で会場に向かう剛の者がいるんでは?と思い、いつもの朝練ルートを通ることに。信号も少ないので案外速いだろうという読みもあり。

いつものセブンで補給食を購入し、一路日光方面へ。
文挟まではローディ発見できず。そりゃそうだよな〜と思った水汲み場への下り坂。
点滅するテールライトを発見!確実に自転車です。近づいてみるとONDさんでした。さすがです。
水汲み場で軽く談笑してお見送り。

会場には5時前に無事到着。その後、530な皆さんも続々到着して関係者ミーティングに。
ミーティングが終わる頃には雲間からお天道様が見えてきました。晴れてさえくれれば八割方成功したようなもんです。

エントラントも続々と集まってきます。第1回にしてエントリーは1000人以上だったとのこと。
我々がエスコートする山岳100kmコースも400人近いエントリーがあったそうで、近年の自転車人気の高さが伺われます。

開会式もつつがなく終了し、スタートゲートにエントラントが集結。
我々は適度に散らばった状態で放流され、エントラントの皆さんに混じりコースを走ります。

序盤は下り〜平坦のコースだったので、周囲を走っているエントラントも元気いっぱい。
私が走っている周辺の方は皆走り慣れている様子で、特にサポートが必要な様子もなく安心して走れました。
ただ、隊列が中途半端に伸びてしまい、自動車が抜きにくそうにしている場面が散見されたので、適度にグルーピングして交通の流れを妨げないようにする配慮あっても良かったかもしれません。

嬉しかったのが地元の方の声援。レースならともかく、普段自転車で走っていて沿道の方に応援されることなんて滅多にありませんので(山登ってるとたまにありますが)、イベントに参加している感があってとても素晴らしかったと思います。

今市市街を抜けるとコースは登り基調に。だんだんとペースが落ちてくるエントラントが増えてきます。
そんな中、何度か朝練でお世話になっているエビコーの皆さんと遭遇。
スタート順はかなり後ろだった筈なので、一体どんなペースで走ってきたのかと(笑)皆さん流石です。鬼怒川温泉駅のエイドまでご一緒させていただきました。

ここから先が本格的な山岳ステージのスタート。
私たちのメイン任務である下山誘導に備え、巻き気味に六方沢に向かう指令が出ているので、この辺からはややペースを上げ気味に。
が、昨日の朝練で調子に乗ったのが祟ったか、今ひとつペース上がらず。一緒に登り始めたu5se4584さんは1〜2コーナー先にチラチラと見える程度。とりあえず無理せず登ることに…と思ったらu5se4584さんが途中でパンク。修理をお手伝いして再スタート。正直ここで休めて助かりました。

大笹牧場に到着すると、健脚エントラントが続々と六方沢に集結しつつあるのでさらに巻きで登るようにとの指令。
補給もそこそこに最後の登りに挑みます。牛乳はお腹を壊すのでノーサンキューですが、ソフトクリームは食べたかったなぁ…。
この辺から天気が俄に怪しくなってきました。ドピーカンで暑い中登るよりはずっと良いですが、下りで降られるのは極力避けたいところ。何とか全員下山までは持ってほしいところです。

引き続きu5se4584さんと一緒に淡々と登り切り、六方沢に到着。
続々と登ってくるエントラントを10名前後のグループに分けて、そこに私たちガイドライダーが付く形で下山となりました。
スピード上限30km/hということで、ブレーキは始終引きっぱなしでかなり辛かったと思いますが、私の担当したグループは大過なく無事下山。ほっと一安心です。

会場で休憩していると、ファンライドの方に出場したANZと遭遇。あちらのコースも地味にしんどかった模様。確かに来た道戻る訳ですから、後半はひたすら登らされる訳ですもんね…。完走お疲れ様!

そして、もう一度バイクを六方沢に輸送していただき2回目の下山誘導に向かうことに。
後半になって疲れているエントラントも増えている上、天気が一層悪化しており路面もウェット気味に。速度上限をさらに下回るスピードでゆっくりと下りました。途中でパンク発生との報を受けヒヤッとしましたが、無事停車できたので安心しました。修理もすぐに終わり、無事に全員下山することができました。

正直ブレーキを引く負担を考えるともう少しスピード高くても良いのでは?と思っていましたが、こういった事態を考えると今回ぐらいのスピードで丁度良かったなと実感しました。レースじゃないですしね。

ともあれ、何事もなく(パンクは各所で発生していたようですが)イベントを終えることができて良かったと思います。
来年以降も開催して頂いて、定番イベントになるといいですね〜。

エントラントの皆様、ガイド陣の皆様、そして運営の皆様、本当にお疲れ様でした!